🫧 ゆるい家事ルール④|家事を後回しにしても崩れない仕組みの作り方

ゆるい家事ルール

はじめに|後回し=悪、だと思っていませんか?

家事を後回しにしたとき、
どこか胸がチクっとすることはありませんか?

  • 「あとでやろう」と思ったまま寝てしまった
  • 洗濯物を畳まずに翌日に回した
  • 掃除を明日にした

すると頭の中に浮かぶのが、
「だらしない」
「ちゃんとできていない」
という言葉。

でも本当に、
後回しはそんなに悪いことでしょうか。

実は、
暮らしが崩れる原因は
後回しそのものではありません。

問題なのは、
後回しした家事が
「戻れない状態」になってしまうことです。


家事が崩れる本当の原因

家事がしんどくなるとき、
よくある流れがあります。

  1. 疲れて家事を後回しにする
  2. 少し溜まる
  3. 見るのが嫌になる
  4. さらに後回しにする
  5. どこから手をつけていいかわからなくなる

この状態になると、
家事は「作業」ではなく
「重たい存在」に変わってしまいます。

だから必要なのは、
後回しをやめることではなく、
後回ししても戻れる仕組みです。


ゆるい家事ルールの考え方

ゆるい家事ルールでは、
こう考えます。

  • 後回しはするもの
  • 今日はやらない日もある
  • でも、完全には放置しない

「やる or やらない」の二択ではなく、
グラデーションで考えるのがポイントです。


仕組み① 家事を「重たくしない」

家事が後回しになる理由のひとつは、
一度にやろうとしすぎることです。

  • ちゃんと掃除しなきゃ
  • 全部片付けなきゃ
  • まとめてやらなきゃ

こう思うほど、
家事は重くなります。

後回ししても崩れない家は、
家事が「軽い」状態に保たれています。


仕組み② 後回し専用の「受け皿」を作る

がんばらない暮らしでは、
後回しする場所を
あらかじめ用意します。

  • 書類はこのトレー
  • 洗濯物はこのカゴ
  • 片付け途中の物はこの箱

ここに入っていればOK、
という場所があるだけで、
散らかりは広がりません。


仕組み③ 後回し家事は「見える量」にする

後回しが怖くなるのは、
量が把握できなくなるからです。

  • 山になっている
  • 何があるかわからない
  • どこまでやれば終わるのか不明

そこで大切なのが、
見える量に収めること。

  • カゴ1つ分まで
  • トレーに乗る分だけ
  • このスペース以内

限界が見えていると、
後回ししても不安が減ります。


仕組み④ 後回しの「期限」をゆるく決める

「今日中にやる」と決めると、
できなかったときに
自己否定につながります。

そこで、
期限はもっとゆるく。

  • 今週中
  • 次の休み
  • 気力が戻ったら

このくらいで十分です。

家事は
仕事の締切とは違います。


仕組み⑤ 後回しした翌日の「戻し方」を知っておく

後回ししても崩れない家の人は、
戻し方を知っています。

おすすめの順番はこれだけ。

  1. 視界に入る場所から
  2. 床を優先
  3. 5分で終わるところまで

全部やろうとしない。
途中でやめてもOK。

「少し戻せた」
この感覚が大事です。


後回ししても、自分を責めない

後回ししたときに
一番いらないのは、
自分を責めることです。

責めるほど、
次に動きにくくなります。

ゆるい家事ルールでは、
後回しは
暮らしの調整期間だと考えます。


家事は「今の自分」に合わせていい

元気な日の自分と、
疲れている日の自分は別人です。

同じ家事ルールを
当てはめなくていい。

今日は後回し。
明日は少しだけ。

それで暮らしは
ちゃんと回ります。


後回しは「放棄」ではない

後回しは、
やらないと決めたわけではありません。

今はやらない、
という選択です。

その選択を
否定しない仕組みがあれば、
家事は怖くなくなります。


おわりに|後回しできる家は、強い家

いつもきれいな家より、
後回ししても立て直せる家。

それが、
ゆるい家事ルールの目指すところです。

今日できなかった家事があっても、
暮らしは壊れません。

後回しできる余裕があるから、
また動き出せる。


▶ 次回予告(最終回)

ゆるい家事ルール⑤
「家事を仕組み化すると、考えなくてよくなる」