● 取扱説明書が増える理由は「捨てる基準が曖昧だから」
家電を買うたびに増えていく取扱説明書。
気づけばファイルがパンパンになっていたり、
引き出しの奥でぐちゃっと折れていたり…という人も多いはず。
なぜこんなに増えるのかというと、
「何を捨てていいのかが分からない」 からです。
- 捨てた後に困ったらどうしよう
- 必要になる場面があるかもしれない
- 高かった家電だから紙も残したくなる
この“漠然とした不安”が、取説の山をつくります。
しかし、最近の家電はオンライン化が進み、
紙の取扱説明書が本当に必要な場面は実はかなり少なくなっています。
そこで今回は、
“残すのは3種類だけ”というシンプルなルール を使って、
取扱説明書をラクに管理する方法を紹介します。
● まず結論:取説はこの3つ以外は捨ててもOK
残すべき書類は、たったこれだけです。
① ネットに公開されていないもの
古い家電や、型番の情報が検索で出てこないもの。
(特に10年以上前の家電など)
② 設置・工事に関する書類(図面・配線図など)
エアコン・給湯器・ネット回線など、取付や撤去で必要になる資料。
③ 重要な保証書(保証期間内のもの)
保証期間が過ぎれば捨ててOK。
取説に保証書が付属しているものは切り離して別管理。
● 逆に“捨てても困らない”取説はこれ
- 家電の大半(冷蔵庫・洗濯機・掃除機・電子レンジなど)
- キッチン用品や日用品の説明紙
- インテリア用品の組み立て説明書(組み立て後は不要)
- 文房具や雑貨の説明紙
- ダウンロードできる取説すべて
最近はほぼ全メーカーが公式サイトに取説を公開しているため、
紙を残す必要はほとんどありません。
「検索すれば出る(ダウンロードできる)」は、
“残さない理由” にして大丈夫です。
● 取説整理のステップ:15分でできる簡単な方法
ここからは実際に整理する手順を紹介します。
1つずつ進めればラクに終わります。
① 取説をひとまとめにする(全部出す)
家のあちこちに散らばっている場合、
一度全部をテーブルに集めます。
- キッチンの引き出し
- リビングの棚
- 書類ファイル
- 家電の箱に入れっぱなしのもの
- 収納ケースの奥
「こんなにあったのか…」となる人も多いですが、
まずは現状を把握するところから。
② “残す3つ” に該当するかを判断する
仕分けは非常にシンプルです。
| 判定 | 行動 |
|---|---|
| ネット検索で出る? | → 即処分(保証書は別) |
| 工事・設置関連の書類? | → 残す |
| 保証期間内? | → 残す(期限切れは処分) |
検索して調べるのが面倒なら、
基本は 「残す理由があるものだけを残す」 でOK。
不安だからとりあえず残す、は取説が増える原因です。
● 書類を“薄く管理する”ための収納方法
紙の取説は、できるだけスリムに保管するのが長続きのコツ。
① A4クリアファイル1冊でまとめる
- 工事関係(エアコン・ガス・ネット回線)
- 現在使っている家電のうち紙が必要なもの
- 保証書
これらを1冊にまとめれば十分。
② ポケットは少なめでOK
- 多いと“詰め込むクセ” がつく
- 少ない方が「溜めすぎ防止」になる
- 年1回見直しやすい
収納は“ゆるくコンパクト” が最強です。
③ 取説は“ファイルの裏側”にまとめて保管する
保証書と交じらないよう、
- 前半ページ:保証書
- 後半ページ:取説
と分けておくと、探しやすくなります。
● 取扱説明書を減らすと暮らしが軽くなる理由
取説を減らすと、ただスペースが空くだけではありません。
- 書類の迷子がなくなる
- 探す時間が減る
- モノの管理コストが下がる
- 書類が整っていると気持ちも整う
- 家の「書類置き場」がスリムに保てる
特に、書類管理が苦手な人ほど、
“紙の総量を減らす” と一気にラクになります。
● 年1回“家電リスト”をつくるとさらに整う
取説を整理したタイミングで、
以下を書いたメモを残しておくと便利です。
- 家電の名前
- 型番(ネット検索に必要)
- 購入時期
- 保証の期限
紙は捨てても、情報があれば困りません。
メモ1枚で、家電管理がグンとラクになります。
● おわりに:取説は“持たない選択”がいちばん軽い
取扱説明書は、
持っておくことで安心する一方で、
増えるほど管理が面倒になります。
だからこそ、
「本当に必要なものだけを残す」
という考え方が暮らしを軽くします。
・ネットで見られるものは持たない
・残すのは工事系+保証書だけ
・収納は1冊で十分
この3つを意識するだけで、
書類に悩まない暮らしに近づきます。


