はじめに:片づけが「めんどう」になる本当の理由
どんなに収納グッズを増やしても、
気づけばまた部屋が散らかっている——。
そんな経験はありませんか?
私も以前は、片づけが苦手で、
「しまう場所があるのに戻せない」ことに悩んでいました。
でもある日、“収納の場所”そのものを見直したことで、
驚くほど片づけがラクになったのです。
その方法が、**「使う場所に収納する」**という考え方。
一見シンプルですが、実践すると暮らしがスムーズに変わります。
① 「使う場所」に置くと片づけのハードルが下がる
収納の本質は、「モノを隠すこと」ではなく「使いやすくすること」。
たとえば、
・ドライヤーを洗面所ではなく寝室に置いている
・ハサミが引き出しの奥にあって取り出しにくい
・リモコンがテレビ台に戻されない
——こうした“戻しづらさ”が、散らかる原因のほとんどです。
人は使う場所と収納場所が離れていると、
**「あとで戻そう」**と先延ばししがち。
つまり、
「すぐに戻せる距離」にあるかどうかが、
片づけを続けられるかどうかを左右するのです。
② “使う場所収納”の基本ステップ
実際に私が暮らしの中で取り入れた、
“使う場所収納”の3つのステップを紹介します。
🏠 ステップ①:よく使うモノを“行動の動線”で見る
まずは、自分の1日の動きを観察してみましょう。
・朝:洗面所→キッチン→玄関
・帰宅後:玄関→リビング→洗面所
この動線のどこで何を使うかを思い出すだけで、
「どこに置くのが自然か」が見えてきます。
たとえば:
- ハンドクリームはリビングのソファ横に
- エコバッグは玄関ドアのフックに
- 郵便物はキッチンカウンター近くのトレイに
「使う場所に置く」ことで、
取り出すのも戻すのもワンアクションになります。
📦 ステップ②:収納の“距離”を短くする
次に意識したいのは、収納までの距離。
たとえば掃除道具。
クローゼットの奥にしまうより、
すぐ取り出せる位置に立てかけておく方が断然ラクです。
「見えない収納」よりも、
**“出しっぱなしでも気にならない収納”**を選ぶのもポイント。
おしゃれなボックスやトレーを使えば、
見せる収納でも整って見えます。
🧺 ステップ③:モノの“帰る場所”を1つに決める
収納場所を複数に分けると、
「どこに戻せばいいか迷う」状態になります。
たとえば、文房具をリビングと書斎の両方に置くと、
どちらかが乱れやすくなりますよね。
だからこそ、1アイテム=1収納場所が理想。
戻す場所を明確にすることで、
「なんとなく置いておく」を防げます。
③ “使う場所収納”で感じた3つの変化
この方法を取り入れてみて、暮らしに3つの変化がありました。
① 片づけのストレスが減った
片づけが“考えずにできる動作”になりました。
モノを戻すたびに「どこだっけ?」と迷うことがなくなり、
自然と部屋が整ったままになります。
② 家族との共有がスムーズになった
「ここにある」と誰でもわかる配置なので、
家族にも伝えやすく、探し物も減りました。
収納は“自分だけがわかるルール”にしないことが大切。
みんなが使いやすい=散らからないにつながります。
③ 無駄な収納グッズが減った
使う場所に合わせて収納を見直すと、
“とりあえず買った収納ケース”がいらなくなりました。
結果として、
モノもスペースもスッキリ。
「足す収納」ではなく、「減らす収納」で十分でした。
④ 続けやすくするためのポイント
🔸 1か所ずつ見直す
一気に家中を変えようとすると疲れます。
まずは「よく使う場所」から始めましょう。
たとえば:
- 玄関まわり
- キッチンの調理スペース
- 洗面台まわり
1か所ずつ整えていくと、自然に習慣になります。
🔸 “完璧”を目指さない
収納は、暮らし方とともに変わっていくもの。
「ここが今のベスト」と思えれば十分です。
時々使いづらくなったら、
使う場所ごとに微調整すればOK。
🔸 “片づけやすさ”を最優先にする
「きれいに見える」よりも、
「戻しやすい」ことを重視しましょう。
収納は見た目の美しさより、動作の軽さが大切です。
おわりに:片づけは“使う場所”から始まる
収納のコツは、特別なテクニックではなく、
**「動きやすい場所に置く」**という小さな工夫。
モノを使う場所と戻す場所がつながると、
片づけはぐっとラクになります。
毎日の「使う」「戻す」の繰り返しが、
自然と部屋を整えてくれる。
“使う場所収納”は、
忙しい日々の中でも、無理なく続けられる小さな仕組みです。
🌿 この記事のまとめ
- 散らかる原因は「戻しにくい収納」
- “使う場所”にモノを置くと動線がスムーズ
- 見えない収納より“取り出しやすさ”を重視
- 続けるコツは「1か所ずつ」「完璧を求めない」


